はじめに
蝋燭プレイをしてみたい・されたいけど、どうしたらいいのか分からない初心者の方を対象にしています。
蝋燭プレイとは
蝋燭(ろうそく)プレイとは、火のついた蝋燭を傾けて、パートナーの身体に蝋を垂らすSMプレイの一種です。
こんな人に向いてる
責め手(蝋を垂らす側)の魅力は大きく以下の2つです。
リアクションの大きさ
スパンキングや鞭は痛みのあまり動けなくなりますが、蝋燭は激しく転げまわります。
熱さで身体をのたうち回らせながら悶える、そのリアクションの大きさがS側の加虐心を刺激します。
私も初めて蝋燭をパートナーに垂らしたとき、お風呂場を熱い熱いと転げ回っているのは、メチャクチャ興奮しました。
ビジュアル
蝋燭のもう一つの大きな魅力が、そのビジュアルです。
蝋が皮膚に貼り付いた姿は、まるで皮膚が爛れているように見え、見た目のインパクトが大きいです。
血のような赤や、精液のような白で、体をキャンバスにして絵を描くこともできます。
文字通り自分の色に染め上げていく様は、あなたの支配欲を満たせることでしょう。

蝋燭の垂らし方
安全に蝋燭プレイを楽しむための、以下に垂らし方のポイントをまとめました。
責め手が自分の手首で熱を確認
蝋燭によっては、かなり熱いものがあります。
受け手が火傷しないよう、予め責め手は自分の手首に蝋を垂らし、耐えられないほど熱くないか事前に確認してください。
火災報知器の近くでしない
熱や煙を感知して警報が鳴ってしまう可能性があるため、火災報知器の下で蝋燭プレイをしないように気を付けましょう。
皮膚が厚い部分に蝋燭を垂らす
ロウの体感温度は皮膚の厚さで異なるため、皮膚が厚い部分だと熱さは感じにくくなります。
そのため、初心者のうちは皮膚が厚い部分でプレイを楽しむのがおすすめです。
以下に皮膚が厚い部分を挙げますので参考にしてください。
- 太もも
- お尻
- 背中
- お腹
- 二の腕
- バスト
逆に皮膚の薄い部分は熱を感じやすく、火傷する可能性が高いです。
特に目や鼻、口など、粘膜の部分には絶対に垂らさないようにしましょう。
目にロウが付着すると失明の恐れがあり大変危険です。
ただし、皮膚が厚い部分でも、パートナーによっては熱さを感じる場合もあります。
はじめのうちはパートナーの様子を見ながら、ロウを垂らすようにしましょう。
90度に傾けて回しながら垂らす
蝋燭は回しながら垂らすのがポイントです!
火をつけてしばらくすると、蝋燭の中心に蝋が貯まってきます。
蝋燭を傾けてパートナーの肌へ、貯まった蝋を垂らしてください。
この時、
- 傾ける角度は90度。傾けすぎると芯の部分が落ちて、持ち手が火傷する恐れがあるため。
- 回しながら垂らす。同じ場所から垂らし続けていると、蝋燭の形が歪になり使いにくくなるため。

↑上の写真くらいの距離から垂らすと、蝋が予定外の場所に飛ばないので安全です。
用意するもの
蝋燭
蝋燭プレイでは、絶対にSM専用の蝋燭を使ってください。
スーパーやコンビニに売っている仏具やケーキ用の蝋燭は、60から70°ほどで溶けます。
そのため溶けだした蝋もそれくらいの温度になるため、体に垂らすと火傷する危険が高いです。
一方でSM用の低温蝋燭は50°ほどの融点と、普段のシャワーやお風呂より少し高めの温度のため、熱いのは確かですが、火傷するほどではありません。
SM用に人体に垂らしても問題ない作りになっている、SM用の蝋燭を使って楽しんでください。

低温ロウソク
ライター
タバコを吸う方なら普段から携帯しているでしょうが、蝋燭に火を付けるライターも必要です。
普通のライターでOKで、ラブホテルに行けば基本的には置いています。
ビニールシート
プレイ中の蝋で床を汚さないように、大きめのビニールシートの上でプレイしましょう。
汚れを落としやすいお風呂場でも、シートを丸めて蝋を捨てることができるのでおススメですよ。
フロントに言えば、無料で貸出してくれるラブホテルもあります。

ビニールベッドシーツ
排水口ネット
蝋を排水口にそのまま流すのはNGです。
流れずに蝋が排水口に詰まってしまいます。
そのため、排水口ネットなどで排水溝に覆ってから、お風呂で蝋を落としてください。
ローション
プレイが終わった後、蝋を取り除くのに一苦労します。
そのため事前にローションを体に塗っておき、その上から蝋を垂らしてみてください。
体から蝋を落としやすくなるので便利ですよ。

ペペローション 360ml
手順
step
1ラブホテルのSMルームに行く
蝋燭プレイは、基本的にはラブホテル、それも専用のSMルームをご利用ください。
よほどの玄人でない限り、それ以外の場所(例えば自宅)でするのは控えた方が良いです。
その最大の理由は、火を扱うこと。
普通の設備だと人的・物的事故がリスクが高いです。
自宅や普通のホテルだと、どうしても部屋が狭く、周囲に物が散乱していることが多いです。
そのため、蝋燭を垂らされて動き回った受け手が、責め手の蝋燭に当たってしまい、
・予期せぬ大火傷
・周囲の物に引火して大火事
になってしまう危険があります。
こういった事故を防ぐ設備が、ラブホテルのSMルームには完備されています。
ハッピーホテルなどのラブホテル紹介サイトでは、以下のようにSMルームが完備されているラブホテルを簡単に探すことができます。
https://happyhotel.jp/search/kodawari/list?amenity=4&pref_id=13
火気を取り扱っていることを忘れず、安全に楽しむため、プレイに適切な場所を選びましょう。
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2お風呂場やフローリングの上にシートを敷く
お風呂場は問題ないですが、畳や絨毯、フローリングにロウが付着すると取れなくなります。
大きめのビニールシート等を敷いて、蝋から床を守りましょう。
丸めて捨てればいいので、片付けも楽ですよ。
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3身体にローションをたっぷり塗る
慣れないうちは、身体にローションをたっぷり塗りましょう。
ローションを塗ることで熱さを緩和できる上に、身体についたロウを落としやすくなるからです。
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4蝋燭を垂らす
ローソクの垂らし方のポイントは、こちらをご覧ください。

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5蝋を片付ける
蝋燭プレイのあとは、身体についた蝋をシャワーなどでしっかり落としましょう。
この時気をつけていただきたいのが、排水溝に蝋を流さないこと。
詰まりの原因になり、場合によっては水道の修理業者を呼ぶことになる可能性も。
ラブホテルなどの施設で詰まらせてしまうと、溝損害賠償を求められる可能性があります。
そのためシャワーを浴びる前に排水溝ネットを取り付けて、そのまま流してしまわないような工夫をしてくださいね。
見てほしい参考教材
完全奴●願望のM美女 Part.2
20分と短いですが、蝋燭プレイの基本が分かる良作です。
緊縛師兼SMパフォーマーとして有名な堂山鉄心さんが出演しており、上記で説明した注意点は全て網羅されています。
出演している女優さんのリアクションも良いですし、蝋燭プレイのイメージが分かりますよ。
